備北地区労福協
【生活向上サポート事業】「LGBTを学ぶ」(2023.12.4)
今回の「生活向上サポート事業」は「LGBTを学ぶ」として講演テーマを定めました。性と言えば出生時に割り当てられた「男」「女」をイメージする人が多いと思いますが、自分が認識する性とは異なる場合があり、こうした性的マイノリティーに対する理解を広めるため、「LGBT理解増進法」が2023年6月16日に国会で成立し、同月23日に施行されました。
私たち勤労者も誤解や偏見を避け、先ずは「知る」ことが大切です。講演では、性自認の多様性を表す言葉のひとつである「トランスジェンダ―」やその家族の経験を学びました。
今回の講演で、男女平等社会参画に関して欠かせないジェンダー(社会的性認識)の部分、更に性的マイノリティと言われる「LGBT」に関して認識を深め「性」とは何か、ジェンダー平等とはどのようなものか、その理解が多少なりとも進んだと思います。今後「性の多様性」の理解が更に広がり、誰もがお互いの個性や価値観を理解・尊重し、自分らしく生きることができる社会になることを期待します。
備北地区では今後も生活に役立つ内容を「教室」という形で実施することによって、地域の勤労者のお役に立ちたいと考えます。